第2回バーガーキング®カップ振り返り|ピックルボールのマナーと12月有明大会のお知らせ(Rika’s Court Side Vol.2)
ピックルボールが成長する今だからこそ、大切にしたいこと
皆さん、こんにちは!
10月11日〜14日に有明テニスの森 インドアコート24面で開催した第2回 PJL BURGER KING® CUP (バーガーキング®カップ)が、無事に終了しました。参加してくださった約1,000人のプレイヤーの皆さん、私たちの挑戦を支えてくださった協賛企業の皆様、そして大会の成功のために力を尽くしてくださった運営スタッフ、ボランティアの皆さんに、心から感謝を申し上げます。
大会期間中、会場のあちこちで見られたたくさんの笑顔、真剣な表情、そして試合が終わった後に交わされる笑い声。その光景を見ていると、「ああ、本当に開催してよかった!」と心から思いました。
ピックルボールの素晴らしさは、コートの中だけでなく、そこに集まる人たちがつくり出す空気にもある。今回も、改めてそう感じた大会でした。
小さな変化が、大きな一歩に――選手チェックインを廃止
今回のバーガーキング®カップでは、新しい取り組みとして、選手のチェックインをなくしました。これまで当たり前のように行われていたチェックインですが、選手にとっては受付のために並ぶ時間が必要ですし、運営側にも多くの人手と時間がかかります。
「これはなくしたい」
との大会運営責任者の洸紀の一言から生まれたチャレンジでした。
結果は、まったく問題なし!大会はスムーズに進行し、選手にも運営側にも負担を減らすことができました。
大会をつくるためには、当たり前を見直す勇気も必要だと思っています。この取り組みは、12月のに有明コロシアムで開催する「第3回有明チャンピオンシップス」でも継続する予定です。
勝つことと、相手を敬うこと――ピックルボールのマナー
もうひとつバーガーキング®カップからの振り返りとして、理事会で「ピックルボールならではの良い文化のマナーを守る」ということについて話が出ました。昨年に続き今年も来日してくれたプロ選手から、ネットインや直接相手にボールをぶつけて獲得した得点に対して、日本人選手がガッツポーズや大きな声が上がり、ピックルボーラーとして寂しかった。
「日本のピックルボールのマナーは変わったのですか。」
という話があったそうです。
ピックルボールでは、ネットインや相手の体に当たって得点したときは、手を挙げて相手に謝るのが一般的なマナーです。ピックルボールはシリアスな勝負であると同時に、人と人を繋ぐ交流の場でもあります。試合後に相手とパドルタッチをして称え合う、プロの大会でもセルフジャッジをする、こういったことは相手への信用やリスペクトがあることを前提としています。
ピックルボールは「これでなければいけない。」ということが限りなく少ない自由なスポーツです。でもそれが通用しているのはプレイする一人一人のこのスポーツへの敬意とスポーツマンシップの意識の高さから来ていると信じています。皆さんにも、こういったことも含め、真のピックルボーラーとして活躍してほしいなと思っています。
香港で感じた、世界のピックルボールの大きな変化――グローバルピックルボールサミット
バーガーキング®カップ終了後すぐ、私はグローバルピックルボールサミット参加のため香港に向かいました。いろいろな国にとって新しいスポーツであるからこそ集まって前に進む必要があります。今回まず嬉しい驚きだったことは、アジアの国々で、日本と同様に団体が統合され、NF(国内統括団体)が誕生した国が増えたことです。今までピックルボール大国と言われるベトナム、シンガポールなどもいくつかの団体が存在しNFがないまま、せめぎ合っていましたが、ひとつとなりNFを獲得しました。これは今後のオリンピックへの道にもとても大きな意味があります。
パドル規格の統一が、なぜ大切なのか
スポーツ自体が世界で一つとなって統合していかないとその弊害はパドルなど用具の検査にも大きな影を落としていきます。現在、USAPとUPAのパドル承認が存在しますが、こういった二重構造を続けているうちに、中国では中国独自の検査と承認が誕生しました。こうなるとルールは一つでなくなり、スポーツ自体の将来も変えてしまいます。
ピックルボールの大きな魅力はチェスのようにボールを次にどこに運ぶかで勝敗を左右し、球のスピードやスピンの強さだけでは勝てないようにルールを決めてきて、そこがピックルボールの世代を超えて戦える魅力でもあります。これが基準の違いや甘さによっていくらでもスピードが出てスピンもできるようにすると、試合は打ち合いまたはぶつけた方が勝ちとなっていってしまうのです。
パドルはどんどん新しいブランドが誕生し、自分自身のプレイの向上にも大きな役割を果たしてくれます。今回のサミットをきっかけにパドルの進化に伴う世界のルールの統一が進められます。これについてはみなさま興味があると思うのでもっと詳しく、またアップデートをしたいと思います。
12月有明:ベン・ジョンズ選手&アナ・ブライト選手が来日
最後に、12月8日・9日の有明(PPA Asia 125)、もうすぐですね。今回来日するベン・ジョンズ選手とアナ・ブライト選手とは香港で会い、とても楽しみにしているという言葉をもらいました。


スケジュール詳細はSNSなどで配信していきますが、8日はミックスダブルス、ベンとアナのペアは11時頃からセンターコート(コロシアム)で試合開始の予定です。翌日は男子ダブルス、ベンと船水雄太選手が同様に11時くらいから試合開始で両日とも15時過ぎからメダルマッチ。9日はDJ Kaoriさんも呼んで会場を盛り上げますので日本のピックルボールファンのみなさま、是非応援、盛り上げに会場に来てくださいね!
ベン・ジョンズ選手とアナ・ブライト選手が出場するPPA Asia 125は、12月8日(ミックスダブルス)・9日(男子ダブルス)に有明コロシアムで開催します。両日とも11時頃から試合開始、15時過ぎからメダルマッチ。
もう一つ有明のホットなニュースですが、2年連続有明に来てくれているジェームズ・イグナトウィッチ(James Ignatowich)選手から一昨日、
「今年もクリニックをしに有明いくよ。」
と連絡が来ました。彼は昨年立ち上げたパドルメーカーRPMのオーナーとして活躍していますが、今回もクリニック参加者全員に最新のパドル「Jade」(4万円相当)をプレゼントしてくれるそうです。(ありがとうジェームズ。)ハワイでは買いたくても品切れている人気パドルです。まだまだ“シーズン3”有明のエピソードは続いていきますね(笑)
