ピックルボールって
テニスコートの約1/3、バドミントンコートと同じ広さのコート内で、パドルというラケットでプラスティック製の穴あきボールを打ち合うスポーツです。
アメリカでいま最も急成長しているスポーツと言われており、近年日本国内でも注目されてきています。
緩すぎず激しすぎずのちょうど良い運動量、そして安全にプレイできるため、子どもからシニアまでみんなで楽しめます。
人気の理由は
「簡単・シンプル・スタイリッシュ!」
ピックルボールで使用するボールには穴が開いているため強く打っても速度が遅く、初心者でもすぐラリーを続けられるようになります。
ピックルボールは、テニス/卓球/バドミントンの要素を合わせもったスポーツですが、ルールは比較的シンプル。
ゲームはダブルスとシングルスがあり、ダブルスの方が主流となっています。
パドルのデザインは自由度が高く種類が豊富、おしゃれなウェアをまとってプレイする人も多くいます。気軽に運動できつつも都会的でスタイリッシュなイメージが人気の理由のひとつとなっています。
ピックルボールの歴史
ピックルボールはアメリカ発祥のスポーツ。
1965年ワシントン州のボブ・オブライアン氏の裏庭にピックルボールコートを作りジョエル・プリッチャード氏、ビル・ベル氏と共にピックルボール発案されました。
アメリカでの高齢化と手軽ですぐにプレーできるピックルボールの人気に伴い、ハードコート所有のテニスクラブがピックルボールクラブに鞍替えしていきました。
こうした背景があり高齢者から競技人口が増えました。
2023年APP(Association of Pickleball Players)によると2023年3月時点で、約5,000万人近くのアメリカ人がピックルボールをプレーしたと公表されています。
そして今や、全米に限らず世界中で競技人口が増加しています。
世界に広がるピックルボール
ピックルボールは、現在アメリカのみならずカナダ、スペイン、インド、フランス、イギリス、オランダ等世界でも広がりを見せています。
また多くのメーカーやスポーツ施設がピックルボールに参入しています。
またアスリートシーンでも、2017年に国際テニス殿堂入りしたアンディー・ロディック氏や元全豪女子オープン優勝したバーバラ・ジョーダン氏、日本では大坂なおみ氏等をはじめ、若い層のアスリート選手にも浸透してきています。
2021年に設立されたピックルボールのメジャーリーグ「MLP」は、早くもスポーツ界で注目されています。
「いっしょに、はじめようよ」
日本国内でも、競技人口が急増しており約5,000人(2024年4月時点)、メディアでの露出も増えてきました。
体験イベントや全国各地で体験できる専用コートも増えています。
気軽にはじめられ、生涯スポーツとして楽しめるピックルボールを、いっしょにはじめてみませんか?
一般社団法人日本ピックルボール協会(JPA)は、国内のピックルボールの普及のため、プレイヤーの方々により楽しんでもらえるために活動しています。